日々の食事で得たたんぱく質は?

日々の食事で得たたんぱく質は?

日々の食事で得たたんぱく質は、人体の代謝機能によりエネルギーに移行しますが、一定値は老廃物に変わり血液中に残留します。血液は腎臓の内部で分離され、要らない老廃物は尿となって体外に排出されます。過度にたんぱく質を摂取すれば、老廃物はそれだけ増えますので、腎臓に及ぼす負荷が飛躍します。腎機能を維持する上で、無用なたんぱく質は摂らない方が良いのです。しかし、たんぱく質は身体を構成する重要な栄養素でもあり、適量は摂り入れるようにしましょう。肉や魚・卵・豆腐にはたんぱく質が多く含まれており、ついつい食べ過ぎてしまう食品でもあるので気をつけるようにしましょう。甘い食べ物に関しても案外多量のたんぱく質が入っています。お菓子には豆類や乳製品が内蔵されているため、エネルギーチャージが目的でも一度に多量を口にすれば、基準値を超えたたんぱく質を摂取する事になります。例としては、ショートケーキ単品であっても卵1個分と同程度のたんぱく質が含まれます。浮腫が凄かったり尿があまり出ない時は、塩分だけでなく水分の制限も重要となります。このような場合、飲み水だけにあらず、食品自体が持つ全ての水分と考えます。浮腫そのものが無い或いはそこまで酷くない場合塩分制限だけになります。この場合の水分制限は病気の状態や尿量等総合的に踏まえて医師が適切な数値を出します。脱水状態を起こせば腎臓機能は悪くなる一方なのできちんと医師の診察の元制限を施すようにしましょう。カリウムは水溶性の成分であるため野菜・芋類を献立に入れる場合、小さめのサイズに切って茹でこぼし或いは水さらしを済ませてから調理を始めましょう。茹でる事で無くせるカリウムの値は、食材の品目や調理時の水分量・形状・所要時間によって変化が見られます。ベースとしてはほうれん草などの緑黄色野菜の場合45%、いんげん等の未熟豆類でおおよそ30%は取り除けます。小さく切る、茹でたらしっかり水を切る、きっちり搾る等手を加えれば、その分効力は発揮されます。腎臓病を患う方にお勧めしたい、低たんぱくの特殊食品があります。これらを上手に活用するのが長続きのコツです。腎臓機能が下がっていくに従い、現状以上に細かに食事を制限しないといけません。この他、糖尿病がある方でしたら血糖値を上げないために、エネルギー制限も伴います。自己の判断で適当に献立を決めずに、専門の知識を有する栄養士や医師の指導の元メニューを決めるようにしましょう。腎臓病時の食事療法の大元の趣旨は、腎臓病の進行を遅らせることと、体調を良好に保つことにあります。透析実行前のいわゆる保存期の方ならば、食事療法次第で腎不全の急激な悪化を食い止められ、透析導入を遅らせることができます。この他、透析を要する状況となっても、なるべく体調を崩さずに透析に望むために、食事療法は必須なのです。腎臓病でも食事療法が適切であれば、体内に邪魔な老廃物や毒素がたまらなくなります。老廃物が無くなれば尿毒症を引き起こさず、腎臓病の進行具合を遅くする事が可能になります。非常にうまくいくと、腎臓病はもう進行しなくなったのではないかと考えられるぐらいに遅らせられるようになります。食事療法は自分には厳しいのではないかと考える方がいますが、決してそのような事はありません。食事療法は、患者自身が自ら積極的に手掛けられる最善の治療方法です。人体におけるいわゆる3大栄養素が糖質・たんぱく質・脂質になります。糖質と脂質は体内で燃焼されることにより水と二酸化炭素に変化し、腎臓や肺に居座り続けることはありませんが、たんぱく質は分解されると7~8割程度窒素を含んだ不要な老廃物になってしまうため、排泄時に腎臓に負担を与えてしまいます。なので、意図的にたんぱく質の摂取量を抑える必要性があります。体を維持するための最小限のたんぱく質は体重1kg毎に0.6g/日要し、一日換算で約30g~40gです。腎臓病疾患に罹ると糸球体が損傷を受けるので本来通り血流が成されずに、本来体外へ除去されるべきナトリウムや水分が体内に残ってしまいます。この他、尿と同時に体外へ出されるはずの老廃物に関しても、体内に増えてきます。結果として、血液中の窒素量が多くなり、尿毒症の誘因になったり、ナトリウムの数値が通常より増して高血圧を起こす危険性が高まります。なのできちんと食事療法を手掛けて、塩分・水分・蛋白質・エネルギーに関して特定量摂り続ける必要があります。クレアチニンは筋肉中の物質からできる老廃物で、腎臓でろ過されたあと尿と合わせて体外へ除去される成分です。クレアチニンの量は、統合的な筋肉や運動量に関わります。故に、大抵の場合男性の方が高めの数値が出るようなのです。筋肉が衰えてくると、クレアチニンの量も減少します。この他に、女性の場合妊娠時に、尿から排出するクレアチニン量が飛躍するので、平常時に比べてクレアチニンの値が下がっていきます。

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